kenshinlifeのブログ

カウンセラーのつぶやき

歯磨きについて

物事というのは突然起きるものでございます。今日や明日とは思わなかったことが目の前でおきる瞬間というのを皆さんも何度も経験されていることと思います。なんでいまなん?と思うのは誰も同じことですね。さてこの事件は去年の6月のある日のランチでおこります。いつものように近所のローソンで買ってきた皿うどん風の細いパリパリ麺が入っているサラダを自分のデスクで食べていたときのことです。何の前触れもなく右奥歯のあたりがぐしゃっという音とともに何かが崩壊したのです。え、なに?っと、恐る恐るべろで確認したところ、なんと右下の奥歯がクラッシュしておりました・・・。家屋で言えばほぼ半壊でした。


その日のうちにネットで見つけた近所の歯医者を予約して、数日後には早速診察にいきました、一通り検査してくれた30代後半の少々恰幅のいい歯医者さん曰く、「すごい虫歯ですね~」。それはうすうす分かっていましたが、なんと12本も。まあそりゃそうですね。大学院時代に10本くらいの虫歯に銀歯をいれて大修理をして以来、殆ど歯医者には行っていませんでした。行くのは銀歯が外れたときだけです。なので20年間で2回くらいでしょうか。。。しかも毎日歯を磨くことは磨くのですが、すごく適当で短いんです。30秒くらいでしょうかね。だから3~4本は虫歯になっていることを覚悟していたのです。


突き付けられた現実に目をそらすわけにはいきませんよね。一念発起(ほぼやけくそ)した私はとにかくその日から半年かけてすべての銀歯の修理をしましたよ。ようやく去年の12月に最後の一本に詰め物を入れまして令和の大修理を完遂しました(充実感半端ない)。かれこれ15~6回は通ったのではないでしょうか。毎回治療のたびに注射の麻酔をかけられるので、治療の後も3時間くらいは無感覚なのがなんとも気持ちが悪く、しかも大体が夕方仕事終わりに通っていたので晩飯時にはまだ麻酔がきれてなくて何度か唇を食べそうになりました。


とにもかくにもこんなに頑張ったのは小学校のころにKUMONの算数テストで満点100枚賞を取って以来のことです。治療は済みましたがやはり予防が大切なんですよね。その後は月に一回のペースで歯磨きチェックの受診に通うことになりました。歯磨きチェックは赤い色の色素を歯に塗ってどこにどれだけ磨き残しの汚れがついているかをチェックするのですが、合格点80点のラインをなかなかクリアできませんでした。半壊事故直後に歯医者さんで歯磨きチェックされたときは正確に何点だったか覚えていませんが多分50点くらいだったのではないでしょうか。大修理も終わり、歯磨きチェックだけに通うようになって若い歯科衛生士の女の子にも毎回励まされて少しづつ点数もあがりまして・・・。昨日の検査ではなんと!


93点!


ほめられちゃいました。いやはや気合をいれて夕方の検診時間までに歯磨きを昼食後と直前の2回もみっちりしましたので、がしがし磨きすぎで歯ぐきはがっつり炎症を起こしており、本日は口内炎状態に・・・。毎日真面目に2種類の歯ブラシで10分以上磨いて、紐だけのタイプのデンタルフロスも顎が外れそうになりながらかけて、結構入念にしているのであります。その場しのぎでは決してありませんが、検査の日にはやはり気合が入りますね。オリンピック選手の気持ちが分かりますよ。歯科衛生士さんに褒められるのが楽しみですから。あまりに頑張ったせいでひと月おきの検査が2か月おきになってしまいました。ちょっぴり悲しい。


少し手を抜くのがいいのかもしれません。